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共同養育してるシングルマザーが面接でよく聞かれた質問3つと感心された回答

転職の採用面接でどんなことを聞かれるのかな?

基本的には、通常の採用面接でされる質問で終わることも多いよ
シングルマザーであること事態で他の応募者と差をつけてはいけないような流れになっているんじゃないかな

これまでたくさん転職面接を受けてきて、シングルマザーならではの質問もあったでしょ?

たくさんあったね。じゃ、今回はその中でも特に聞かれることが多かった質問と反応がよかった返答を書いてみるね〜

子育て中のママの転職活動にも役に立つ内容だと思いますので、ぜひご覧になってください。

「子供たちの急な体調不良など、予期しない事態にどう対応していますか?」

質問の意図:家庭の緊急事態に対する応募者の対応方法を理解し、会社としてのサポート方法を考えるのと現状の体制で対応できるかを確認するためと思われます。

「元夫と共同養育の取り決めをしており、定期的に元夫ともやり取りをしております。
子ども達も定期的に元夫の家にいっており関係は良好です。
子どもたちが急病や看病が必要になった時の約束ごととして、元夫の家にいる時は元夫が責任をもって子どもたちを見ることになっております。
また、元夫の両親は近くに住んでおり、私は元嫁の立場ですがいまでも交流があります。
子どもたちが病後待機などの際はお願いできる関係ですので、長期間お休みをもらったことは今までもありません。」

子どもを育てていることによる、急で予測できない事態は必ずあり、それによる仕事への影響は間違いなく発生します。
それに対する対処方法として、事前に具体的に何をしているのかを示すことが大切だと思います。
急な子どもの預かりが対応可能な人との関係を維持する努力をする、病後児保育をお願いできる保育園に登録してある、などです。

会社としては、子どもの急な体調不良や予期しない事態は想定内で子育てママを採用するからには、事前にわかっているリスクに対してどのような対応しているのかを確認したいのだろうとわたしは想像しています。

また、会社側としてはそんなリスクがある中でも採用を考えるからには、会社側でどのようなサポート体制を作れば、優秀な人材を確保できのか?という探りもありそうです。
出産や子育てなどでキャリアを一旦諦めなければならなかった、有能な女性は、まだまだたくさんいると思っています。
また、若手を採用し長く働いてもらうには、働きやすい職場を作るのは必須条件となります。
そんな会社もこれから増えてゆきそうです。

「時には残業や出張が必要になることがありますが、それについてどう考えていますか?」

質問の意図:業務への柔軟性や家庭の状況に合わせた働き方が可能かどうかを確認するためと思われます。

「これまでの会社勤務でも、急な残業があるときなどは元夫の家に放課後や夕食などもお願いすることもありました。
また、あらかじめ残業がありそうなときなどは、朝のうちに夕飯まで作り置きしておいて、子ども達に先に食べてもらうようにしていました。
出張に関しては、子どもがあと数年で1日家をあけても大丈夫な年頃になりその頃には柔軟に対応可能になります。
現状では、1〜2日の出張ならば元夫と話し合いの上、子どもたちをお願いしたうえで出張に対応することも可能です。」

残業に関しては、少しでも子どもとの時間を確保するために避けたいところ、が本音だと思います。
けれども、他の社員の手前もあり、残業を全くできない人を雇うことも会社にとっては避けたいところだと想像できます。
ですから、0→100思考になり全く不可能とするのではなく
「週〇〇時間ほど対応可能です」「残業になりそうな日は友人にお願いするのでお知らせいただけると助かります」など、
会社に寄り添う姿勢を見せることが大切だと思います。

出張に関しては、1~2日でも家を開けたり、たとえ1日出張でも早朝から夜遅くまでかかるようなものは難しいこともあるかと思います。
そのときは、履歴書などの最初に提出する書類の本人希望欄に「子どもが大きくなる向こう数年は出張には対応が難しい」と事前に書いておくことも必要です。

「子育てと仕事のバランスをどうやって取っていますか?」

質問の意図:家庭と仕事の両立方法を確認し、応募者が普段からどのように時間管理しているかを理解するためと思われます。

「就業時間内に仕事を終わらせることに全集中します。
シングルマザーだけでなく、仕事をしている全子育てママに言えることだと思いますが、事前の段取りが大切だと思い動いています。
思い通りにならない子どもの行動も含めて、最短で効率よく行動するためにどのように声がけをすればいいのかなどトライアンドエラーも常に行っている状況です。
これは、仕事の場でも十分に活かしていける考え方だと思います。
子どもへのケアは、仕事休みは可能な限り子どもたちを色々なところに遊びに連れて行っています。
そして、よく話をするために、食事は子どもだけの孤食にならないように気をつけています。」

この質問に対しては、子育ての経験と仕事に共通して活かせる要素を言葉にしています。
例えば、優先順位をつけることや時間管理が大切なこと。
思い通りにいかないことに対してトライアンドエラーを繰り返すこと。
イライラすることもある自分を、自分でコントロールできること。
子育てママでの勤務では急な休みの可能性などが必ず来るとわかっているので、普段から自分の仕事の内容を周囲に共有しておくこと。
自分が健康でいるために食生活に気をつけることや運動などの努力をしていること。

子育てをしている実績により「考えて動く人物」と判断してもらえることは、面接に有利なことにちがいありません。
シングルマザーや子育てをしている人にとって、子育て経験が自分の強みを具体的に主張しやすいものになると考えています。

まとめ

以上、シングルマザーが転職面接においてよくされた質問とその答え方を書いてみました。

子育てをしていることによって必ず発生するハプニングをどのように捉えるかがポイントです。
子育てをマイナスと捉えず、仕事にどう生かせるかを具体的に言葉にし伝えることが大切だと思います。
そもそも、体調をくずしたり家族に緊急事態が発生するのは当たり前です。
できうる限りの対策をして、上手な伝え方を考え、言わなく良いことを決めて面接に望むことが面接成功の秘訣です。

転職の場でも、共同養育はとても説得力が出ました。
よくされる質問にも根拠を述べながら対応することができます。

離婚しても共同子育て、可能な条件が揃うのならば非常におすすめのシングルマザーの選択です。

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