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シングルマザーになって生活費のために最初にした7つのこと(2つはおまけ)

2024年5月24日

https://misoya-an.com

シングルマザーになる時の一番の不安は、毎月の「生活費」に尽きると思います。

「生活して行けるほどのお金が続くのか不安」

私もそうでした。

ですが、自分の不安の気持ちばかりに目を向けるだけでは、いつまでもその状況から動くことができません。

不安な気持ちを薄めてゆくには、

・「その不安を数値化する」ことと

・同じお金の不安を抱えた人がどのように解消していったのかを参考にすること

これは、シングルマザーが生きてゆくために生活費の不安を対処する初めの一歩です。

この記事では、みそや庵がシングルマザーになると決意した時に行ったことを書き出してみました。

シングルマザーになってから数十年、これは生活費の足しに大いに役に立った!という行動でした。

なぜかという理由も書きました。ぜひ、参考にしてみてください。

※このブログは、離婚してもパパとママで子供を育てる、いわゆる共同養育(共同親権)の立場なので、

その点、通常の単独親権の場合と異なる場合もあります。

ちなみに、みそや庵のシングルマザー生活は、

  • 自分の地元ではない(頼れる親・友達・親族は遠方)
  • 車がないと生活できないという生活圏ではない
  • 元夫との共同養育(当時は共同親権という認識はなかった)している

前提条件としてあります。

ネット銀行の開設(ついでにネット証券も)

著作者:rawpixel.com/出典:Freepik

ネット銀行を開設しました。理由は、「時間」の節約のためです。

シングルマザー生活を始めて、何がなくなったかというと圧倒的に「時間」です。

  • 平日に銀行や市役所へ行くなんて到底無理。
  • 銀行に行ったりATMでお金をおろしたり、市役所に書類を届けるだけで、
  • 仕事の昼休みに行くか、有給を取らなくてはいけない。

このプチストレスから、ATMと振込の手間だけはネットで行えるようにネット銀行の開設をしました。

いつかは投資も行いたいと考えていたので、ついでにネット証券も開設しました。
(ただしネット証券を使うようになったのはもっとずっと後の話です)

私が最初に開設したのは住信SBIネット銀行です。

ひとり親家庭でもらえる手当を調べる

出典:Freepik

月々、自分が働いたお給料以外、どのくらいの金額が入ってくるのかを把握するのは、
出ていく金額を知ることと同じくらい大切です。

ひとり親家庭が受けられる手当・補助はこんな感じです。
※住まいの管轄によって異なっています。住所登録のある地名で調べることが必要です。

  • 児童扶養手当児
  • ひとり親家族等医療費助成制度
  • 児童育成手当(地域による)
  • ひとり親家庭住宅手当(地域・条件による)

他、ひとり親に限らず、以下もあります

  • 児童手当
  • 障害児福祉手当
  • 特別児童扶養手当
  • こども医療費制度(拡充しているところあり)
  • 生活保護
  • 遺族年金

そして、国の施策により、時々配られる給付金なども
情報を逃すことなく申請を行ないます。

当時持っていた銀行は必要なものを残して解約、
ネットバンキングの契約をする

著作者:freepik

シングルマザー生活を始めて、「時間」とともになくなったのは「自分の思考の隙間」です。

自分の頭の中は常に、

  • 身の回りのこと、仕事のこと、将来のことに加えて
  • 子供の情緒面、学校の行事、教育資金、パパとのやり取り、
  • 税金のこと、諸々の契約のこと、はたまた、実家にいる親のことなどなど

数え出したらキリがないぐらい頭の中は考えることでいっぱいになりました。

仕事と家事と子供のこと以外の時間が限られているので、
スキマ時間に手元のスマホで管理できることは完結に。

そして、その管理はできるだけシンプルにしたい、

その考えから、いらないものを削ぎ落とし、
ネットでできることは可能な限り実行することをしました。

スマホのキャリアを格安SIMへ変更

著作者:freepik

生活費の中で、カットするわけにはいかないものがあります。

スマホもその中の一つですが月々の金額をできる限り抑えることは可能です。

格安SIMにすることで月々7000円強かかっていた通信費は
月々3000円を切るほどになり、毎月かなりの金額を削減することが出来ました。

その頃私が選んでその後数年にわたって使っていたのはUQmobileです。

  • 高速と低速が切り替えられたこと
  • いつでも解約できること
  • 元夫がauユーザーのガラケーだったので電話連絡がしやすい

高速低速の切り替えは、ギガ数を抑え月々の通信費を抑えるにも便利でしたし、
「いつでも解約できる」という条件は脳のリソースをひろげる上でも重要でした。

クレジットカードを2枚に集約

著作者:Lifestylememory/出典:Freepik

自分の頭の中のリソースをあけるためには、
できる限りシンプルな構成にしたい。

学生時代から使っていたクレジットカード、
結婚時代に商品券目的で作ったスーパー由来のカードなどなど、
メインで使うクレジットカード以外は全て解約しました。

残したカードは、

  • 楽天カード
  • イオンカード

この2枚です。ブランドは、JCBとMasterで持つようにしました。

楽天カードは当時、ポイントが溜まりやすかったのと
親や知人へのプレゼントを探す時など、外での買い物の時間が取れないので、
楽天市場での購入が多かったためです。

また、イオンカードは周囲のスーパーがイオンだらけなので(笑)
近くのよく行くガソリンスタンドでイオンクレジット付きのものを作成しました。

家計簿をざっくりつける

出典:Freepik

一体いくら、生活費が必要なのか?
離婚当時はそれこそ、1円単位で自分のお財布の中身を把握していました。

突発的にかかる金額は1年トータルでどのくらいなのか?

定額で出ていくお金はどのくらいなのか?

食費はどのくらいかけることができるのか?

子供たちが貧しいと感じることなく過ごすことができるラインはどこか?

シングルマザーの家計管理は

周囲の人に惑わされないこと
ひとり親・児童がいる家庭にもらえる手当を使うことなく自分の収入の範囲内で暮らすこと

がポイントです。

入っているor辞めるべき保険の検討

出典:Freepik

保険に関しては、必要最低限にしていました。

  • 自動車保険の最低限の補償(対人対物無制限)に家族の個人賠償責任補償をつけたもの。
    (事故時のレッカーと弁護士費用特約があるもの)
  • 住宅の火災保険
  • 子供共済を各月々1000円
    これは、もし子供が入院したとき、付き添いなどで、収入が減ると考えたため。
    でも、これはいらなかったかな。この月々の金額を貯金に回す考えの方が妥当ですね。

以上です。

自分の生命保険や入院保険に関しては、
金銭的に入る余裕がなかったと言うこともありますが、
もし私の身に何かあっても、共同養育している元夫が近くにいるので子供たちの生活は補償されているとの考えからです。
ひとり親医療・高額療養費制度もあることも視野に入っていました。

他、子供たちが生まれた時に
娘には私の両親が、息子には元夫の両親がかけてくれた学資保険は払い済みとなっていました。

(例外)車の購入

著作者:v.ivash/出典:Freepik

例外として、車は中古の軽自動車を購入しました。

車はめちゃくちゃお金がかかることは承知していましたが、
購入は必須だったためです。

  • 共同養育をする上で元夫自宅までの送迎
  • 小学校のころは、集団登校のための集合場所への送迎(私の家が学区外だったため)
  • 習い事など、夜遅くなった時のお迎え
  • スポーツ少年団所属時の練習試合のための送迎
  • 夜中に子供たちの具合が悪くなった際の病院へ行く時

    などなど・・・あるいは、
  • 毎日の時間短縮、
  • 周囲の人へ都度お願いする時の自分のメンタルが削られること
  • 行動範囲が広がること
  • 子供たちを少し遠方の遊び場まで連れて行けること

トータルで考えて必要経費と思い購入に踏み切っています。
必要なければ手放せば良いこと。

(例外)戸建を購入

著作者:freepik

これもかなり例外ですが、
住宅は新築一軒家を購入しました。

決断の理由は一択

子供たちと遠慮なく大声で笑える住居に住みたい

これにつきます。自分が譲れない部分を明確にした結果でした。

幸いにも運良く購入できた住宅は、
周囲の環境もご近所もとても安定しています。
金銭面ではローンの返済とローンの手数料、毎年の固定資産税などを考えても、
無理なく住めています。家を探した時期も悪くなかったと思います。

また、子供が巣立ったあと修繕費がかかりすぎる前に
家を手放すことも視野にいれています。

たとえ、トータルの資産がマイナスになっても
運良くこの家で子供たちと過ごせていることは心の面ではプラスであると言えます。

こう言う考えもあるかな、と思います。

まとめ

以上、ざっとですが私がシングルマザーになった際に実際に行なったことを書いてみました。

シングルマザーになって、限られたリソースの中でどうしても譲れないものを残して他は削ぎ落とし、
必要ないものを捨ててシンプルにした結果、
生活費で困窮することなく現在に至っています。

決して収入が高いわけでなく、正社員の勤務より派遣社員での働きが多いにもかかわらず、
なんとか2人の子供を私立大学へも入学させることができました。

シングルマザーの生活費を安定させるための参考までに。

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