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忙しいシングルマザーが運動習慣化するための3つの方法

2024年6月30日

忙しい毎日を送るシングルマザーですが、ついつい自分のことをおろそかにしがちです。気づいてみれば、忙しく毎日を過ごして常に動いていると思ってみても身体が重くなってきている。子どもと遊ぶときもなんだか体力の衰えを感じる。うんうんとうなづくシングルマザーも多いのではないでしょうか?

私は40代に入ってから毎日運動をする習慣をつけることに成功しました。今では、毎日身体を動かさなければ気持ち悪いというぐらいに習慣化が確立しました。

今回は、忙しいシングルマザーが少しでも運動習慣がつくようにはどうすればよいかを考えてみました。習慣化するためにはどんな運動を選べばよいか?どういうマインドで運動に取り組めばよいか?など日常に運動を組み込むために私が取った方法を書いてみました。運動をすることは、長い目でみて健康資産に大いに関わる良い習慣です。この記事がシングルマザーの健康資産に役に立てると幸いです。

短時間でできる運動

忙しいシングルマザーでも取り組みやすい、短時間で効果的なエクササイズがたくさんYouTubeなどで紹介されています。
自宅でできる筋トレやヨガ、短時間の有酸素運動など、忙しい合間にも取り入れやすい運動方法です。

短時間(1回たったの4分!)で最大限の運動効果を上げるなら、断然おすすめなのがHIITトレーニングです。
最大心拍数(220-年齢)の90%ほどになるぐらいの負荷の運動を全力で20秒行う+10秒休むを1セットとしてそれを8セットおこなう。
たった4分で45分間の有酸素運動をした健康効果と同じ効果が得られるとのこと。
しかもHIITは有酸素運動と筋トレのどちらの効果も得られるトレーニングです。

やり方は、Googleで「HIIT 方法 初心者」などで検索するとたくさん出てくるので、
最初はゆるめで、慣れてきたら自分で強度をあげてゆくと良いと思います。
毎日でなく(正直厳しい)自分のペースで続けてゆくと体力がメキメキとついてくるのが実感できると思います。

他、自分が好きな運動、ストレッチやヨガ、筋トレ、ピラティスなども行いながら習慣化を目指します。

習慣化のこつは、毎日自分ができる最大限の運動をした!ということではなく、今日は気乗りしなくてストレッチ2分だけ。
それでも運動した!と自分への許容範囲の間口を広く取っておくということです。
人間ですもの。やりたくないときが多くて当たり前。毎日ちょっとでも体を動かしたらOK。
誰に指導されるわけでもないのが、自由に自分のことをきめられる大人の醍醐味です。

運動する目的はアンチエイジング!と捉えると習慣化しやすく続けやすい

そもそも、運動しよう!という気持ちはは、エネルギー消費=痩せたいという動機からが多いと思います。

ダイエットのための運動となると、痩せるまでの期間、激しい運動を頑張る!という意識になりがちです。
そして、「このエクササイズで痩せる!」「これだけすれば脂肪燃焼」「たった3分でマイナス7キロ」などのコピーに惑わされやすくなります。
けれども、短期間のしかも運動だけでは、やれどもやれども体型はすこしも変わらず、せっかく芽生えた運動しようという気持ちが削がれてしまいます。

生活や実務に役立つ計算サイト「keisan」(CASIO)で計算してもらえるとわかるように、
体重50kgの女性が4Kmを30分で走るランニングを行っても消費するカロリーは218キロカロリー。
一般的に言われるおやつの適量であるカロリーは、1日に約200kcal(キロカロリー)程度。おやつを食べると瞬間相殺。
カロリーのことだけ見ると、ちょっと残念ですね。

そんな、気になる1日の総エネルギー消費量の多いか少ないかは、身体活動量によって決まります。
総エネルギー消費量の内訳は、
基礎代謝量(約60%)
体格による。体の大きい人や年齢が若い人ほど、代謝量は大きい
食事誘発性熱産生(約10%)
食事した際に食事を消化するために必要なエネルギーのことで、食事摂取量による。
身体活動量(約30%)
運動とNEET(家事や仕事などの日常生活の活動のこと)で消費するカロリーのことです。子どもと外で遊んだり、子どもを抱っこしたままの買い物などは消費カロリーが多くなる傾向があります。
の3つで構成されています。
参考:e-ヘルスネット[情報提供]

そこで、運動は痩せるためというよりは、未来の自分が元気に動き続ける体や筋力維持、健康資産づくり、元気な脳をつくるためととらえてはどうでしょうか。
血流が良くなり、代謝もアップします。
筋力が少しずつでもついてくるのでスタイルも徐々に整ってきます。
ストレス解消がされ、表情がイキイキしてきます。
日中身体を動かすことによって、夜の寝付きがよくなります。

痩せるためには、運動は必ずしも必要ではありませんが(食事が大切)、
いい身体づくりのためには、運動が必須です。

今は、子育て・教育資金・家事・仕事などのためにお金も時間も自分の自由になりません。
けれども、それらすべての目処がたった時に自分の身体が、重く動きづらく認知機能にも自信が持てず、病気がちであったらどうでしょうか?
人生100年時代、年齢的にもおそらく折り返し地点の人も多いのではないでしょうか?

何もかも自由になる日が突然くるわけではありません。
徐々にグラデーション的に自由に心は軽くなっていく反面、身体は何もしなくても無条件で若い頃と比べ重くなります(色んな意味で)。

いつか必ず来る、自由な自分時間を満喫するために、今から少しずつ運動習慣をつけてみましょう!

子供と一緒に楽しむ運動

運動を習慣化するためには、子供と一緒に楽しむ方法を見つけることが有効です。
例えば、一緒に公園で遊ぶ時間を運動と決めて、同じ競技を一緒に楽しむ。また、子どもがスポーツの習い事をしたのであれば、一緒に同じ競技を習い始める。
そうすることによって、子どもと共にその時間を楽しめるようになります。
また、同じスポーツの競技者ということで共通事項が多くなるために会話もはずむように(喧嘩も多くなるかも)なります。

私の場合は、スポーツ少年団に入った子どものときは、そのスキマ時間で体育館の中で子どもたちとかけっこしたり準備のために走り回ったりして身体を動かしていました。
時々、子どもの自主練に付き合い対決してみましたが、まあ、歯が立ちませんでした。(その頃は運動を全くしていなかったので)体力的にも技術的にも。

クラブチームに入った子どものときは、保護者向けの無料体験からスクールに入り、子どもと同じスポーツを習ってみました。同じ場所なので、子どもの時間に合わせて、自分の講座を入れたりして時間を有効に使えていました。
仕事が忙しくなったのと、子どもの予想外の塾代が発生したのと、向いていなかった(笑)ので1年ほどでやめてしまいましたが・・・。

いずれも子どもたちより、ま〜ったく上達しなかったので、子どもたちにも「親よりも自分たちが上手になるものがこの世にある」と実感できたのではないでしょうか。(笑)
そうそう。親は完璧な存在ではないのです。

時間的余裕がでてきたら

自分の興味のある運動を習い始めることも、運動を続けてゆくうえで有効な手段です。

習い事を始めるに当たり、必要な道具やウェアの準備など初期投資もかかります。
「これからつづけられるかわからないのに、そんなにお金かけられないかな・・・」と迷うこともあると思います。
また、長い期間、子どもに優先的に時間とお金を使ってきた感覚からすると自分のことにお金を使うことに抵抗がある場合もあります。

運動にお金と時間を使うことは、その抵抗を少しずつ緩める投資先として最適なものです。
投資に失敗しても、怪我をしていないのなら自分の身体にマイナスなことはありません。自分に向かなかった運動がわかったので、他に目が向けられます。
購入した道具は、リセールすることも可能です。

最初にそれほど初期投資にお金がかからないものを選択することも方法の一つです。
ランニング、ウォーキング、水泳、サイクリング(車をやめて自転車移動のこと)、市などが教室運営するダンスなどです。

また、ヨガ・ピラティス・筋トレ・フィットネスなど自宅でできるものであるならば、自宅でのオンライン講座がおすすめです。
自宅ならば、服装も自由。子どもたちに運動している(健康に気をつけている親)姿を見せることも悪くありません。
色々な講座がオンライン上にあるので、自分にあうものをお試しで入ってみるのも良いと思います。

もし、自宅近くにあるならば、便利だと思うのがChocozap。普段着のまま筋トレ可能。筋トレジムに通うハードルが低いのが良いところです。器具の使い方は動画で確認しながら。
こちらで筋トレが物足りなくなるようだったら、本格的なジムに通うようことを検討してもよいですね。
筋トレ以外にも有酸素運動。セルフエステのマシン。カラオケ、コインランドリーなども、店舗によって完備。
自宅に変える前に少し時間の余裕があるなら、スキマ時間にストレス解消ができそうです。

まとめ

以上が、日々、忙しく過ごすシングルマザーが運動習慣をつけるための運動の種類やマインドについてかいてみました。運動を習慣化することは、将来の健康資産を損なわないために、今からできることのひとつです。今は、人生100年時代と言われます。40代のわたしたちはそれよりはほんの少し短いかもしれませんが、健康で楽しく過ごす期間をのばすためにも少しずつ運動習慣をつけることを意識してゆきましょう。

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