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子どもにとって「離婚した家庭」という世間体【離婚後もパパとママで子どもを育てる〜40】

2020年2月29日

 

子供が高校生になってからたくさんの話をするようになってる。その中でも印象的だったもの。

 

「離婚したときは本当に嫌だった」

 

この、一言。頭ではわかっているつもりだったけど、実際に言われるとドスンと胃に落ちてくるものがある。

 

ここで、「そうだよね、辛かったね」というのも簡単だけど、はて、何が嫌だったのかもう少し深掘りしてみようと思った。

「どういうことが嫌だった?」

「名前が変わったこと」

娘は、不安を感じる気持ちが強くて、
周囲からの目を本当に気にするタイプ。
真面目で学校ではハメを外すことは全くない、
先生から好かれる優等生タイプ。

…代わりに家では伸び伸び度がすごい。

その娘にとって、自分の性が変わって
周囲の人や友達からどう見られるかが、
かなりの恐怖だったよう。
恥ずかしいとか、なんで、どうして?とか。

聞いていくと、子供の世界って

「普通の家庭」

から外れた人は
好奇の的や噂の人になる印象。
大人の世界で起こっていることが
そのままの縮図で
あからさまに子供の世界からあるのだとちょっと納得。

娘の性格からすれば、
かなりの恐怖体験だっただろうし、
トラウマだよな、と考えてしまう会話でした。

でも、それを思春期真っ只中のはずの娘と、
喧嘩の最中の売り言葉買い言葉での中ではなく、
通常会話として聞けたのは

よい関係が築けているということなのかな。

それもまたよし。

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