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元夫は「嫌いな相手」から「育児のパートナー」へ。共同養育を選んだ5つの理由

離婚した夫婦でも子育てのビジネスパートナーになっている

「離婚したら、もう父親には会わせない方がいいの?」
「一人で育て上げる自信がない。でも、どうすればいいかわからない……」

今、このページを開いたあなたは、

離婚してシングルマザーになったらどんなことが起こるのか
子どもに不自由な思いをさせるのではないか
生活は大丈夫?
子どもの教育資金を確保できるか不安…

などなど、色々な疑問や不安が溢れているのではないでしょうか。

きっと暗闇の中で出口を探している、そんな感覚の最中ですよね。

こんにちは、シングルマザー歴12年のみそや庵です。

私は12年前、小学校の子ども二人を抱えて離婚を決めました。

その時、周囲の「普通」とは違う、ある大きな決断をしました。それが「共同養育」です。

当時はまだ言葉すら浸透していなかったこの選択。

もちろん最近の法改正で決まったように、親権が二人ということではありません。
「共同養育」の形を取った子育てをするという取り決めをした、ということです。

そこで、なぜあえて当時の私が、みるからに茨の道にも見える「元夫との協力体制」を選んだのか。
月日が流れ、子どもたち2人が私立高校・私立大学へと進学した今だからこそ言える、その理由を5つにまとめてお話しします。

マイナーな選択肢「共同養育」を選んだ5つの理由

当時、共同養育という言葉はほとんど聞かれたことがなかった印象です。

周囲の人に「共同養育」という話をしても「そんなのうまくいくわけない」という感想を聞くのがほとんど。

そんな背景がある中、なぜ私があえてその選択をしたのかの理由は以下に書きました。


理由1:子どもの「父親を好きな気持ち」を奪いたくなかった

「その時の子どもの言葉と気持ち」を最優先にしたからです。

一番の理由は、とてもシンプルです。

夫婦としては価値観が合わず、一緒に暮らすことは限界でした。
でも、子どもたちにとって彼は「大好きなお父さん」でした。
DVやモラハラがあったわけではなく、あくまで大人同士の価値観の不一致。
それなのに、親の都合で「パパとは一緒に暮らせなくなった」と、彼らから父親を引き離す権利が私にあるのか?とかなりの間、自問自答し悩みまくりました。

また、その頃私の周囲に離婚してシングルマザーの人が多く、彼女たちの色々な話を聞かせてもらっていました。
当時、私の周囲のシングルマザーのほぼ100%が、

「元夫(子どもにとってはパパ)に会わせたくない」
「つながりを絶ちたい」
「でも養育費は払ってほしい」
「今度の日曜日、子どもがパパと会う日だから憂鬱…」

そんな話ばかりをしていました。

彼女らの多くは、私と同様、相手との価値観(性格)の不一致から離婚した人が多かった印象です(本当のところは分からない)。
けれども、深く話を聞いてみると「子どもはパパに会うことは嫌がっていない」と言っている人が多かったのです。

彼女たちの話を聞いて私は、「自分が嫌だと思う相手(元夫)と大切な子どもが楽しくするのが嫌」という心を優先させているのかな、と感じたのです。

では、子どもの気持ちは…?どこに行くんだろう?私は、彼女たちの話を聞く内にそう考えるようになりました。

そしてその後、自分は共同養育をする前提で離婚を決意しました。

「パパとママは別々に暮らすことになったけど、あなたはいつでもパパに会っていいし、パパの家に行っていいんだよ」

離婚する前の別居の期間から子どもたちには、そう伝え続けました。
そうすることで、子どもたちの心に「ママの手前、パパに会いづらい」「パパに見捨てられた」「好きなパパと会えなくなる」という傷が少しでも軽くなるように務めました。

理由2:片親不在の「生活・教育(金銭面)・情緒的デメリット」を最小限にする

離婚による、親権者一人馬力のマイナス面をカバーしたかった。

一人で子どもを育てる負担は、非常に重いです。
お金の面だけでなく、家事・仕事・育児・ありとあらゆる雑務や手続きなどを一人馬力で行うためです。
そして、母親一人では、どうしてもカバーしきれない役割や視点があります。

実際、離婚することを周囲に伝えた時はある人から
「子ども、特に男の子は父親がいないとちゃんと育たない、見本になる人がそばにいたほうがいい」
そういった意味のことを言われました。

また、違う人からは
「女の子は、父親がいない環境で育つと男性に対する接し方があいまいな子になる」
といった意味のことも。

(当時の私は『それはあなたの主観では?』と心の中で反論していましたが笑)

私は、片親がいないことで『子ども』(←ここ重要!)が感じる「寂しさ」や「偏るかもしれない価値観」を、共同養育という形で補完したいと考えました。

数少ない共同養育の書籍を読み漁り、海外の事例も読み漁り、参考にしました。
「物理的に親が離れても、パパとママはチームとして育てる」。

正直、元夫に初めて「共同養育」を提案したときは「は?なにそれ?聞いたことない。俺が親権もらうよ」という反応でした。
当時、共同養育なんて調べないと出てこないレベル。
親権は父親になることはないと確信していましたが、すでに理解し合おうという考えを持たない相手へ聞いたことも周囲に実例もない「共同養育」を提案することは正直苦痛でした。

元夫が「共同養育」を受け入れた理由。
・子どもと毎週会える、過ごせる、遊びにも行ける
・子どもが成人するまで、親権者である私が子どもを連れて引っ越しをしない

この2点があったことが大きいと思っています。

実際、子どもたちの誕生日は部活動や勉強で忙しくなった高校生の頃まで、毎年パパ・ママ・子どもたちでご飯を食べに行っていました。
学校行事はもちろん、パパママで参加。

クリスマスは元夫のご実家にて、元夫の妹さん家族も交えてパーティなどにも参加していました。

それが実現できたのも「子どもたちが喜ぶことのため」という共通認識。

この意識を共有することで、子どもたちは二つの家を持ち、二倍の愛情を受け取れる環境を作れると確信し実行に移したのです。

理由3:養育費を「権利」ではなく「義務と愛」として定着させる

養育費を必ずもらうために。

生々しい話ですが、お金のことは避けて通れません。

多くのシングルマザーの貧困が当然と語られる中、私は「養育費を必ずもらい続ける」仕組みを作りたかった。

「会わせないけどお金は払って」という形は、多くの人にとって感情がついていかないだろうと考えました。
そして、子どもに会えない期間が増えれば、本当に子どものために使われているんか?という親権者に対する信頼も崩れやすい、とも思いました。

一方で、頻繁に子どもに会い、成長を間近で見ている父親ならどうでしょう?

「この子のために、もっと頑張って稼ごう」という当事者意識が芽生えます。

共同養育は、結果として子どものやりたいこと、ひいては学費を守るための、最強の防衛策にもなりうる、と考えたのです。

理由4:母方・父方、両方の「祖父母」との絆を残す

子どもたちの「自己肯定感」を育むために。

離婚をし、親権が母親になる場合、どうしても父方の親族とは縁が切れがちです。

それでホッとする、という人も多くいるかも知れません。

私の場合、幸いなことに元夫方の祖父母は私にも子どもにもとても良くしてくれていました。

離婚した当時から今現在も、私と子どもだけでご自宅へ訪問する、という関係が続いています。

子どもたちにとって父方のご両親(父方の祖父母)は、自分が生まれてからずっと「大好きな大人」に入る人たちです。

自分を無条件に愛して受け入れてくれる大人は、多ければ多いほどいい。
私はそう思っています。
自己肯定感を育むのは、無条件の肯定であり受け入れてもらえることです。

「パパの方のおじいちゃん・おばあちゃん」との繋がりを断絶させるのは、子どもにとって大きな損失だと考え、あえて交流を維持する道を選びました。

お互いに、大人同士だから築ける関係であったからこそ、実現できたと考えています。元夫のご両親にも感謝です。

理由5:私の「限界」を認め、自立した母親でいるため

自分に限界がきても子どもたちが自立できる環境を確保したかった。

私は、遠方にある実家のもとに帰る、という選択肢を持っていませんでした。

理由はひとつ。「子どもたちのコミュニティがすでに出来上がっていたから」です。

子どもたちが大切にする友人関係、習い事、学校生活がこちらにすでにあったためです。

また、離婚する時の相手の条件のひとつに「引っ越しをしない」という取り決めもしていたこともあります。

振り返ってみても、親権を持ち、一人で頼りになる人がそばにいない環境で育てる。その負担の大きさは想像を絶するものでした。

私はついつい「全部一人で背負わなきゃ」「全部自立してやっていかなきゃ」と背負い込み悲劇のヒロインをしがちなタイプ。

そこで、「共同養育」という手段をとり、あえて元夫というリソースを最大限に活用する。

それは、私が笑顔で、心に余裕を持って子どもと向き合うための、前向きな「覚悟」でした。

母親が心身ともに倒れてしまっては、「子どもたちにとって安全安心の場所」どころか「生活すら危ぶまれる」ということに。それでは元も子もありません。


【まとめ】共同養育は「子どものためのチーム」

12年経った今、私立大学に通うふたりの子どもたちは、自分の足でパパの家に行き、悩みがあればパパにも相談しています。

娘は「パパと近くにいない分、嫌いになることもなくいい関係になってる」と言ってくれます。
息子は男同士の関係、という付き合いをしている印象。

離婚当時、自分の感情を最優先にするのではなく、「共同養育」を選んだ自分を今は誇りに思います。

もちろん、全てのケースで推奨できるわけではありません。

「共同養育」を行うためには前提条件が非常に大切です。

でも、もしあなたが「子どものために何か違う道はないか」と探しているなら、この選択肢もあることを知ってほしいのです。

これから、このブログで具体的な「元夫との距離感」や「お金の管理術」についてももっと詳しく発信していきます。

この情報が、あなたの不安や悩みに寄り添い、あなた自身がが子どもと楽しい未来を作ってゆく一助となれば幸いです。


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