景品表示法に基づく表記:当サイトは広告を使用しています。

お互いの家が子どもの逃げ場に?【離婚後もパパとママで子どもを育てる〜44】

2020年4月1日

「共同親権」という言葉があまり知られなかった頃。

離婚の時に取り決めたことがあります。

『共同子育て』というものです。

離婚してもパパとママで子どもを育てるということ。

週の数日は、ママの家ですごす。

残りの数日は、パパの家ですごす。

子どもたちの行事やお祝い事は、二人で参加する、

子供たちの将来のことを共有する、などなど。

2012 年8月、そんな取り決めをました。

今現在も進行中です。

日本でようやく共同親権が基本なってくることを受けて、

共同子育てについて経験したからこそ書けることを書いていこうと思います。

離婚することを実家に帰って家族の前で伝えた時に
このようなことを言われました。

「息子(男の子)は特に父親がおらんといかんやろ?」

瞬間、私の頭の中には

「父親らしいことをしていない人でも?」

そう思ったのは事実です。

小学校から中学最初の頃まで、
息子は定期的にパパの家に行っていました。

それが、いつの頃からかパパの家へ行くことが少なくなり、
中学の後半はほとんど行かなくなりました。

思春期で同性同士疎ましいこともあるのかな?

と考えていましたが、

高校生になって、
自分の部屋をもち、
ネット環境が揃ってしまうと
パパに会うのは年に数えるほど、という状況になっています。

パパにあったら、普通に話していますが、
お互い似たもの通しなのか
会話も少なめ。

私は、時々、パパの家にいったら?

と進めては見るのですが、
連絡すらとっていない模様。

息子とパパについて話してみると、
「パパは古い(考え)し、頑固だから」
とのこと。

一般の家庭では、
対立しながらも同じ家の中で
なんとか暮らしていかなければならない窮屈さを感じながら、
成長してゆくものなのだろうけど。

それもなく、パパが嫌ならママの家、
ママがうるさかったらパパの家、

そういう「逃げ」のような選択をするようになったのかな、と。

ただ、息子の周囲の男性が父親がわりをしてくれることも。

それは学校の先生だったり、
ずっとかよっているクラブのコーチだったりしたりします。

本人が嫌で逃げ出したいことも
ありがたいことに、根気よく諭してくれている印象です。

本当に時々だけど息子が見せてくれる
男気のある部分は
そういった周囲の人から学んでるのかも
と思う今日この頃。

-ホーム, 日常ぶっちゃけ
-, , ,